何かに悩んでいる風の女性

躁鬱を繰り返す病

躁鬱病の予後の種類について

精神の病として現在問題となっているのが、鬱病です。鬱病は、主に過度なストレスによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで引き起こされます。そのため、ストレスの多い現代社会では発病する人が年々増えており、問題となっているのです。しかし、こうした鬱病も問題ですが、それと同じくらいの危険性を持っているのが、躁鬱病によるものです。躁鬱病は、通常の鬱病とは違い、鬱期から平常と変わらない寛解期、さらに躁期へと精神が浮き沈みしてしまう症状のことを指します。鬱期では、通常の鬱病同様に強い倦怠感などが問題となりますが、躁期ともなると鬱期とは一転し、非常に活発な精神状態となります。こうした躁状態では、一見して症状が良くなったように思われますが、実際には鬱と同じくらい注意が必要な状態なのです。鬱では、気分の落ち込みによって自殺願望まで芽生えてしまうものですが、躁状態では逆に高揚した状態となるため、さまざまな問題を発生させてしまいます。高価な買い物を繰り返してしまい、散財してしまう事の他に、怒りっぽくなることや自分が偉くなったかのような錯覚により、対人トラブルを起こしやすくなるのです。社会生活に大きな影響をもたらす病であるため、適した医療機関で治療することが求められます。

予後に対して治療が及ぼす影響

躁鬱病を治療する病院やクリニックでは、薬物治療や心理療法によって治療を行います。医療機関による適した治療方法によって、確実にこうした症状を快方に向かわせてくれるでしょう。多くの実績を持った医療機関であれば、治療においても丁寧に行ってくれます。

躁鬱病をはじめとする気分障害の予後には、個々の病巣が寛解するかどうかという病相予後と、病相の反復出現がどうなるかという長期予後があります。 気分障害の病相は、その長短にかかわらず完全に寛解するのが普通であり、病相予後は一般に良好であるとされています。しかし、場合によっては病相が長引いたり、症状の程度が軽快しても軽うつ状態、軽躁状態が持続することもあります。躁鬱病における躁病相、うつ病相とも症状が定型的な病例では予後が良く、混合状態、心気症状、強迫症状などを伴うもの、老年期のもの、脳血管障害など器質障害を合併するもの、その他精神的要因が関与し、それが持続しているものなどでは治療に対する反応が悪く予後が不良なものが多く見られます。

躁鬱病に対する治療は抗うつ薬による治療が主に行われます。 気分障害の予後に対して治療が及ぼす影響を見ると、抗うつ薬療法を行うことによって治療を行なわなかったときよりも早期にうつ状態が改善された場合には、抗うつ薬療法をすぐに中止すると、うつ状態が続くと予想された期間内に再発が起こりやすい傾向があり、これをゆりもどり再発と言います。 躁鬱病では一般的にうつ病エピソードが終わった後に少量の抗うつ薬を使用すると再発を防ぐ効果があるとされています。しかし三環系抗うつ薬の使用がかえって病相を遷延させる場合もあります。 双極性障害の場合には、気分安定薬、炭酸リチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウムなどが病相出現予防効果をもつとされ利用されています。

  • 脳に関係する病

    悩んでいる黒い服の女性

    躁鬱病は、脳の萎縮によって起こされる病であるともされています。前部帯状回と呼ばれる、感情の統制を行う部分が萎縮しているため起きるのです、心の病気だからと精神論で治そうとするのではなく、きちんと医師の治療を受けましょう。

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  • 治療に関わる薬

    頭を抱えている女性

    躁鬱病の治療では、薬物投与による治療が主なものとなります。抗精神薬や精神安定剤の他に、睡眠導入剤を利用することによって、精神の状態を安定させることができるのです。

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  • 周りの人の支え

    悩んでいる患者と医師

    躁鬱病の治療は、決して個人だけで行うものではありません。周囲の家族や友人からのサポートも必要であるため、治療の為にこうした人々の助けも受けるように心がけましょう。

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